脱毛した場所のかゆみがひどい!原因と対処法を徹底解説

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美容皮膚科などのクリニックや脱毛サロンで脱毛の施術を受けたあとに、しばしばひどいかゆみが起こることがあります。何か大きなトラブルかと不安になるかもしれませんが、適切に処置すればほとんどのケースで治まりますので安心しましょう。

ここでは、脱毛したときにかゆみが起こる原因や対処方法について紹介していきます。


どうして脱毛でかゆくなるの?

クリニックや脱毛サロンで行う施術では、医療レーザーや特殊な光を肌にあててその熱によって毛根にダメージを与えるという方法をとっていることが多いです。熱ダメージを受けた毛根からは毛が生えにくくなり、脱毛効果が得られます。

この脱毛方法では熱が発生するため、施術後の皮膚は乾燥しやすくなっています。この乾燥こそが、肌のかゆみを招く大きな原因です。肌が潤っていると水分で満たされた細胞や細胞間組織によって表面が隙間のない状態になり、外部からの異物の侵入が防ぎやすくなります。

これが肌のバリア機能です。ところが、乾燥するとこのバリア機能が低下してしまい、些細な外部刺激に対しても過剰に反応しやすくなります。その結果、かゆみが起こるのです。衣服や下着が触れると、それが刺激となってかゆみはますます強くなります。

知っていますか?脱毛後にしてはいけないこれだけのこと

かゆみが起こる主な原因は肌の乾燥です。

そのため、かゆみがひどくならないようにするためには、乾燥が進むような行動は避けなければいけません。体温が上がったり汗をかいたりすると乾燥しやすくなりますので、施術当日は激しい運動や入浴、サウナ、飲酒などは行わないようにしましょう。

入浴に関しては、湯船につかるのは良くありませんが、シャワーを浴びる程度でしたら問題はありません。日焼けもしないように注意する必要があります。日焼けは、施術当日だけでなく脱毛期間を通して避ける必要があります。

なぜなら、日焼けした肌は紫外線によるダメージを受けた状態で乾燥もひどく、かゆみどころか痛みも感じやすくなるからです。日焼けの度合いがひどいと施術そのものを断られることもありますので、注意しましょう。かゆいからといって掻くのも厳禁です。

掻いた刺激によってますますかゆみが増すだけでなく、肌が傷つきそこから雑菌が侵入して炎症を起こすおそれもあります。かゆみを我慢するのは辛いものですが、ぐっと堪えましょう。

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かゆくて仕方がない!まずは熱を抑えよう

施術後にかゆみが起こった場合は、肌にこもった熱やほてりをとることと、保湿して肌を潤わすことが大切です。まずは、冷えたタオルをそっと押し当てて、かゆみが起こっている部分を冷やすと良いでしょう。タオルは冷たい水で濡らして絞ったものを使います。

保冷剤をあてて冷やす方法を紹介しているサイトがありますが、この方法はあまりおすすめできません。なぜなら、保冷剤では肌を冷やし過ぎてしまい、せっかくの施術の効果を下げてしまうからです。肌に熱がこもってかゆみがひどくどうしてもすぐに冷やしたいというときは、保冷剤を直接肌にあてるのは刺激が強すぎますので、必ず清潔なタオルでくるんでから使うよにしましょう。

その場合も、短時間でやめるようにしてください。なぜなら、長時間同じ場所に保冷剤をあてていると体温が低下し、血管が収縮して組織にダメージを与える恐れがあるためです。

保湿も大切!保湿剤をたっぷり使ってケアを

施術した後の肌は、保湿ケアをすることも大切です。サロンでは、普通は照射した後に専用のジェルやローションでケアをしてもらえますが、それだけでは潤いが補いきれないことが多いです。また、クリニックでは肌のクーリングは行っても保湿ケアはしないことがあります。

そのため、自宅に帰ってきてから手持ちのローションやボディクリームでたっぷりと潤いを与える必要があるのです。もしも、施術したクリニックで鎮静剤や保湿剤を処方されているのであれば、そちらを使いましょう。

なお、化粧水で保湿したときは必ずその後に乳液やクリームを重ねて塗るようにしてください。

化粧水はほとんどが水分でできていますので、肌に着けたあとにはどんどん蒸発していきます。蒸発する際に肌に残っている水分まで連れていってしまいますので、化粧水だけのケアではかえって乾燥を招くことがあるのです。

そこで、乳液やクリームで蓋をして蒸発を防ぐ必要があります。なお、保湿ケアは施術のあとだけではなく、日ごろからしっかり行うことが大切です。十分に潤った肌は柔らかくなりますのでムダ毛が抜けやすくなり、また、レーザーや光が毛根に届きやすくなって施術の効果がアップするなどのメリットがあります。

衣類や下着のこすれによる刺激がかゆみを引き起こしていることもありますので、可能なら身体を締めつけないゆったりしたサイズのものを身に着けると良いでしょう。特にVIO脱毛のあとは下着が触れてかゆくてしかたがないということがしばしば起きます。

ワンサイズ大きく通気性の良いコットン素材の下着を着用すると、かゆみも和らぐでしょう。

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それでもかゆみが治まらない…そんなときは医師に相談を

かゆみは肌の冷却と保湿で治まることがほとんどです。しかし、なかにはいつまで経ってもかゆみが続いているということもあります。その場合は、我慢せずに速やかに医師に相談しましょう。クリニックで施術を受けたのであれば、そこで相談します。

ドクターサポートのあるサロンで施術を受けたのであれば、まずはサロンに連絡して相談しましょう。提携している医療機関の紹介が受けられます。サロンの施術が原因でのトラブルと判明すれば、サロンが医療費を負担してくれる可能性もあります。

どこまでサポートを受けられるかはサロンによって異なりますので、確認しておきましょう。ドクターサポートのないサロンで施術した場合は、一般的な皮膚科を受診して処置を受けます。

トラブルなく脱毛するために

脱毛には高額な費用と長い時間がかかりますので、施術はトラブルの心配なく受けたいものです。しかし、肌が乾燥していたり荒れていたりするなど良好な状態でなければ、かゆみや赤みなどのトラブルが起こる可能性は高くなります。

もともと乾燥肌や敏感肌で荒れやすかったりアトピー肌だったりする場合は、まずは皮膚科を受診して治療を受け、肌を整えるようにすると良いでしょう。肌が弱くてトラブルが起こる可能性が高い人は、クリニックやドクターサポートのあるサロンを選ぶと安心です。

脱毛期間中はしっかりと保湿することを心がけ、かゆみが起きた場合は肌を冷やして鎮静化をはかりましょう。