脱毛施術をしたのにムダ毛がポロポロ抜けない!考えられる理由とは

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美容クリニックや脱毛サロンで脱毛すると、施術直後や施術の数週間後にポロポロとムダ毛が抜けてくることが一般的です。ところが、なんらかの原因によってムダ毛が抜けないことがあります。施術しても抜けなければ、費用も時間も無駄になりもったいないですよね。

脱毛施術でムダ毛が抜けない原因を知り、適切な対処をとりましょう。

1.医療レーザー脱毛でムダ毛はいつ抜ける?

脱毛施術を受けてムダ毛が抜けるタイミングは、脱毛の方式によって異なります。一般的なクリニックで行われている脱毛は、医療レーザーを用いたものです。黒い色素に反応するレーザーを肌に照射して毛根組織を破壊し、脱毛を促して再び生えてこないようにしています。

医療レーザー脱毛の場合は、普通、施術直後と1~3週間後の2回のタイミングでムダ毛が抜けます。施術直後に抜けるムダ毛は、レーザーの熱によってたんぱく質変性を起こしており、チリチリになっていることが多いです。

このときに抜けおちた後、毛根は壊れたものの毛穴に残ったままになっていたムダ毛が少しずつ押し出されきて、1~3週間の間に抜けていきます。

2.サロン脱毛は方式によって抜けるタイミングが異なる

サロンで行う脱毛には、IPL、SSC、SHRなどいくつかの方式があります。このうち、もっとも多くのサロンで採用されているのはIPL方式で、基本的には医療レーザー脱毛と同じ仕組みです。脱毛サロンで毛根を破壊することは禁止されていますので、比較的マイルドな光を照射しています。

レーザー脱毛と同様に、施術直後と数週間後とにムダ毛が抜けていきます。SSCと呼ばれる方式は、抑毛効果のあるジェルを塗り、光を当てて浸透性を高め、毛を生えにくくするというものです。毛根に熱ダメージを与えることはしませんので、施術直後は抜けません。

じわじわと成分が浸透していって、施術後1~2週間で抜けることが一般的です。SHRは蓄熱式とも呼ばれる方式です。IPL、SSCは毛根に作用する方式ですが、SHRは毛を包む毛包に存在するバルジ領域と呼ばれる部位に働きかけます。

バルジ領域は発毛に関わる重大な因子を生み出す器官で、ここにじんわりと弱めの熱を蓄えることでダメージを与え、毛が生えるのを抑制するのです。新しい毛が生えるのを抑える方法のため、施術時に生えていた毛は自然に抜けるのを待つことになります。

3.抜けない理由には何がある?

脱毛の施術を受けたのにも関わらずムダ毛が抜けなかった場合、複数の原因が考えられます。原因に沿った対処をする必要がありますので、まずはどうして抜けなかったかを突き止めましょう。残ったムダ毛の状態から、ある程度は原因を推測することは可能です。

3-1.施術者のミス!照射漏れ

照射した部位は全体的につるつるになったのに「一列だけ不自然に毛が残っている」「一部分だけ固まって抜けていない」という場合、もっとも可能性が高いのは照射漏れです。施術では脱毛機のヘッドピースを肌に当てて、レーザーや光を照射していきます。

どの種類の脱毛機もヘッドピースはそれほど大きくありませんので、広い部位をムラなく漏れなく照射するのは難しいのです。また、凸凹した部位に施術するときは、肌とヘッドピースに隙間があいてしまうことがあり、うまくレーザーや光をターゲットに届けられないということが起こります。

照射漏れは施術者側の落ち度です。抜けない原因が照射漏れにある場合は、クリニックやサロンに相談して対応を求めましょう。きちんとしたところであれば、無償で再照射してもらえます。

3-2.毛周期のズレがあった

ムダ毛がまばらに残っている場合は、毛周期にズレが起きていたことが原因の可能性があります。毛周期とは、体毛や頭髪が持つ発毛してから抜けるまでの一定のサイクルのことです。レーザーやIPL、SSCは、基本的に毛周期のうち成長期と呼ばれる時期に入っている毛にのみ効果があります。

しかし、毛周期は部位によって異なっており、同じ部位でも毛によって違うことがあるのです。過去に頻繁に毛抜きで自己処理をしていた場合などは、毛周期がズレやすくなります。施術時に成長期に入っていなかったムダ毛は、脱毛効果が得られないため抜けずに残ります。

この場合は施術側のミスではありませんので、再照射などの対応は認められないでしょう。次の施術まで剃るなどしてやり過ごすしかありません。残ったムダ毛を自己処理するときは電気シェーバーかカミソリで剃毛するようにし、決して毛抜きで抜いたりしないようにしましょう。

毛抜きで抜くと、ますます毛周期がズレてしまいます。

美容外科でも依頼できる脱毛処理

3-3.こちらのミス!剃り残しがあった

レーザー脱毛やIPLの施術を受ける場合は、前日までに伸びたムダ毛があれば自己処理をしておく必要があります。なぜなら、肌の表面にムダ毛が伸びているとそちらにもレーザーや光が反応して効果が分散してしまう上、毛が触れている肌に火傷などのダメージを与える可能性があるからです。

また、SSCやSHRでも効果を高めるために自己処理をしておく必要があります。ムダ毛の自己処理は、上でも述べたように電気シェーバーかカミソリで剃毛するようにしましょう。肌へのダメージが少ないのは電気シェーバーです。

丁寧に剃ったつもりでも、凸凹した隆起のある部位などは剃れていないことがあります。クリニックやサロンによっては剃り残し部分をスタッフが剃ってくれることもありますが、照射をしないところも多いです。照射してもらえなかった場合は、その部分だけ毛が抜けずに残ってしまいます。

自己処理をするときは、剃り残しがないように、よく見ながら丁寧に行うようにしましょう。きれいに剃る自信がない人は、シェービングサービスがあるところを選ぶのがおすすめです。

3-4.肌のコンディションが悪いため出力を下げて照射した

肌が乾燥しているなど、肌の状態があまり良くないときにレーザーや光を照射すると、痛みを強く感じることがあります。

そのため、施術スタッフは肌の状態から判断して出力を下げて施術することがあるのです。出力を下げると痛みやダメージはマイルドになりますが、それだけ効果も落ちてしまいます。その結果、毛根が太くてしっかりしているムダ毛などが抜けずに残ってしまうことがあります。

日ごろから、肌を良好な状態に保つためにも保湿ケアをしっかりと行うことを心がけましょう。日焼けをしないように注意することも大切です。

3-5.SHRはポロポロと抜けない!

既に述べましたが、脱毛方式によって毛が抜けるタイミングは異なります。医療レーザーやIPLでは施術後にもポロポロ抜けますし、数週間後にももう1度抜ける時期があります。そのため、脱毛したという実感が得やすいです。

SSCは施術後には抜けることはありませんが、数週間すると抜けていきます。しかし、SHRはこれらの方式とは脱毛のアプローチが異なる方法です。現在生えているムダ毛に対しては作用せず、次に生えてくる毛を抑えることで結果的に毛量を減らすというものですので、SHRで施術したときはポロポロ抜けるという経験はしません。